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カップボードの幅の選び方|後悔しないサイズ決めのコツ

カップボードのサイズを決めるとき、奥行きや扉のタイプと並んで迷いやすいのが「幅」です。広ければ収納は増えますが、その分スペースとコストもかかります。ここでは、幅の選び方で後悔しないための考え方を整理します。

目次

幅は「置ける場所の寸法」から逆算して決める

まず大前提として、カップボードを置けるスペースの幅を正確に測ることが最優先です。両端に壁や冷蔵庫・家具がある場合、そのスペースに収まるサイズを選ぶ必要があります。ぴったりすぎると搬入できないことがあるので、実際のスペースより左右2〜3cm小さめのサイズを選ぶのが基本です。

既製品は幅が規格化されているため、スペースと規格サイズの間に隙間が生じることがあります。隙間が気になる場合はオーダー家具で対応するか、隙間収納を活用する方法もあります。

採寸のとき、見落としやすいポイントがいくつかあります。まず、3方が壁に囲まれた場所では、近くにドアがある場合に搬入時に枠が干渉しないかを確認してください。また、カップボードの高さより上にコンセントが設置されているかも要チェックです。2階への設置の場合は、階段や廊下などの搬入経路の通路幅に注意が必要で、場合によってはバルコニーからの搬入も視野に入れることがあります。さらに、横並びで冷蔵庫を設置する際は、冷蔵庫スペースとして750〜800mm程度の幅を確保しておきましょう。その他箇所については、また別の記事で詳しく書いていきます。

家族構成と収納量で幅の目安を決める

スペースの制約がない場合は、家族の人数と収納したい物の量から幅を決めます。

幅の目安向いている家庭・使い方注意点
90〜120cm一人暮らし・コンパクトなキッチン収納量が少なめになりやすい
150〜180cm2〜3人家族・標準的な収納量最も多く選ばれる標準サイズ
200〜240cm4人以上・収納量を重視する家庭設置スペースと費用がかかる

ただしこれはあくまで目安です。食器の多い家庭や調理器具が多い場合は、同じ家族構成でも広めのサイズが必要になります。

4人家族であれば180cm以上がおすすめで、引き出しは多めにしておくと使い勝手が良くなります。収納量から幅を決めると同時に、設置場所の状況も合わせて考えましょう。意匠面では、キッチン本体の幅に合わせたり、設置する壁の幅に揃えたりすると、空間全体がすっきりまとまります。

分割か一体か

幅が広い場合、一体型ではなく複数台を組み合わせる「分割型」という選択肢があります。たとえば90cmと90cmを並べて180cm相当にする方法です。

分割型のメリットは搬入しやすく、将来的に1台だけ入れ替えられる点です。デメリットは見た目に継ぎ目が出ることと、隙間にゴミが溜まりやすいことです。一体型は見た目がすっきりしますが、搬入経路が狭い場合に注意が必要です。

幅を広げると費用も上がる

カップボードは幅が広くなるほど価格が上がります。必要以上に広くしようとすると予算オーバーになりやすいので、本当に必要な収納量を見極めてから幅を決めることが大切です。収納が足りなければ後から小さなキャビネットや棚を足す方法もあります。

ただし、カップボードは毎日使う家具です。予算を抑えることも大切ですが、使い勝手を犠牲にしてストレスを抱え続けるのは本末転倒です。特にオーダー家具は、一度作ると長く使い続けるものなので、予算とのバランスを取りながら、自分が本当に納得できる仕様を選ぶことをおすすめします。

このセクションのまとめ

カップボードの幅は「設置スペースの採寸 → 家族構成と収納量の確認 → 予算とのバランス」の順で決めると失敗しにくいです。採寸の際は搬入経路や冷蔵庫スペースも忘れずに確認し、意匠面ではキッチン本体や壁の幅との統一感も意識すると、完成後の満足度が上がります。

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